- 2011-06-06 (月) 18:00
- ツール
3年前にAquesTalkのライブラリをその場で切り替えて使うツールを作りました。
当時の開発環境はVisual Basic 2008 Expressでした。
最近、メインPCを変えてOSをWindows7 x64にしたのですが、のらとーくが起動時にエラーで使えなかったのですね。
すぐにAquesTalkのDLLが32bitなので、x86用にコンパイルし直せばいいと気がついたのですが、Express版ではAny CPUでしかコンパイルできない制限があったのです。最初は、プロジェクトのプロパティのコンパイルの詳細設定で選べないので悩みましたw
調べると、コンパイル後の実行形式のPEヘッダを書き換えて対象CPUをx86にするツールがありました。
ConFlags.exeです。単体で入手はできないので、Windows SDKをインストールするしかありません。
C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v7.1\BinにインストールされたConFlags.exeを使って、
ConFlags.exe 対象ファイル /32BIT+
で、のらとーくもWindows7 x64で実行可能になりました。
AquesTalkのライセンスが当時と変わって、フリーソフトの開発でもライセンスの取得が必要になったので、修正リリースはありません。使ってる人は全然居ないでしょうけど、もし使って頂けるなら前記の方法で使用できますので試してください。