アルファ付きPNGをマスクにする方法は本家Flashでは結構紹介されてますが、ParaFla!向けの解説が無い様なのでちょこっと紹介。
準備
ParaFla!のプロジェクトのプロパティでswf8を選択します。(※追記)
抜き色を持つ透過PNGではなく、アルファチャンネルを持つPNGを用意します。
不透明部分がマスクされる部分です。通常のマスク用PDRを作る感覚と一緒です。
この様な画像を用意してみました。
ParaFla!でマスク用のスプライトを作成します。
用意したアルファ付きPNGをファイルリストに追加して、マスク用のスプライトに配置してください。
マスクを掛ける画像(アニメーション)も、スプライトに入れておきます。
イベントの配置
マスクを掛けるスプライトをイベントリストに配置します。
マスクのスプライトをイベントリストに配置します。もちろん深度はずらしましょう。
インスタンス名を付けます。
ActionScriptの記述
マスクを掛けるスプライトにASを記述します。setMask(“インスタンス名”);のインスタンス名の所を先程マスクに付けたインスタンス名に変えます。””は消さないように注意。
on(load){ cacheAsBitmap=true; setMask("インスタンス名"); }
マスクのスプライトにASを記述します。
on(load){ cacheAsBitmap=true; }
スクリプトは、イベントのプロパティから、スクリプトの編集ボタンでエディタを起動できますが、メニューの[表示→スクリプトエディタ]で常時表示させておくと、イベントを選択しただけで入力できるので便利です。
ただし、イベント数が多いとエディタが重くなる様です。
プレビュー
プレビューしてマスクが掛かっているか確認します。
注意
マスクを掛ける画像やマスク画像のアニメーションが複数のイベントに渡る場合は、それぞれのスプライトの中でアニメーションさせて、スプライト自身を複数のイベントに分けるのは避けましょう。
イベントでスプライトを表示する度にスクリプトを記述する必要があるからです。
また、スプライトを表示中にジャンプで戻ってくる場合、スクリプトが利かない場合があるのでジャンプする前にスプライトを消去するといいでしょう。
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@akka_1172 なんか時間掛かったよ(´・ω・`) http://j.mp/b4v76h
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[…] 前の記事のアルファ付きPNGをマスクにするものに、ビットマップフィルターを合わせてみました。 […]